５年一貫の看護学校って知ってますか？
俗にいう看護師になるための最短ルートである【５年一貫の看護学校】。実は、私はそのルートで看護師の資格を取りました。
看護になるためにはいろいろなルートがありますが、今日は私が経験した【５年一貫の看護学校】を紹介したいと思います。
子育て中の保護者の方や看護師を目指す中学生のお子さんの参考になれば嬉しいです！
５年一貫看護学校
５年一貫の看護学校とは？
では簡単に、本日紹介することの概要をまとめます。５年一貫の看護学校とは、
- 最短ルート、20歳で看護師資格の取得を目指す
- 一般教養は最低限しかしない
- 国家試験落ちたらただの人！卒業しても高卒のみ
- 就職先でも最年少
- 給料は低い
では、ひとつひとつ紹介していきたいと思います！
最短ルート、20歳で正看護師資格を目指す！
５年一貫看護学校は、中学校卒業後から通えて、５年間行く高校のようなところです。
15歳から20歳まで通い、正看護師資格を目指すところです。
看護科のある高校なので、高校受験をして受かって通うことができました。
看護師になれるどのルートよりも、最短でなれるので、将来は絶対に看護師！と、もう決めているような中学生にはおすすめです。
早く資格を取り、早く働き始めることができて、経験を積むことができるのが一番のメリットです！
一般教養は最低限しかしない
農業高校が農業の勉強をするように、看護科の高校は看護の勉強をしていきます。
普通科の高校と比べると、一般教科の授業は最低限になります。
看護の教科が結構あるので、仕方ないことですが、一般教科もきちんと勉強したいと思っている人には不向きです。
15歳の時から看護の道まっしぐらです！
国家試験落ちたらただの人！資格は高校卒業のみ
「国家試験落ちたらただの人だよ！」これは、よく看護学校の先生が言っていたセリフです(笑)
もしかしたら、ほかの５年一貫校は違うのかもしれませんが、私が通っていた学校は、５年間通っても、卒業資格は高卒のみでした。
大学を出て看護師資格を取った場合は、学士が取れますよね。
でも、５年一貫看護学校は20歳で卒業しても、高校卒業の資格のみです。
学歴を考える人には不向きかもしれません。
就職先でも最年少！
一般的には、20歳で正看護師の資格を持っている人って５年一貫看護学校出身の看護師のみです。
専門学校を卒業しても21歳、大学卒業は22歳なので、20歳は間違いなく最年少です！同期の中でも一番年下でしょう！
先輩たちには、「ええー！ハタチなの？！」などと声をかけれるし、話題には困りません(笑)
早くから就職して経験を積めることはメリットだと思います！
給料は低い
早くから就職できるので、トータルで見るとわかりませんが、同期で大卒の子がいた場合、その子の方がもらっている給料が高いでしょう。
もちろん病院によって異なりますが、大卒の基本給を高く設定している病院が多くあります。
これは一般企業でも高卒と大卒の給料違うのと同じですね(;’∀’)
同じ看護師資格ではありますが、卒業した学校によって給料が異なります。
５年一貫の看護学校はこんな感じの特徴があります！
最後に…看護学校って色々ある
私は、５年一貫の看護学校に通って看護師資格を取りましたが、看護師になる道は他にもあります。
看護学校は大まかに分けると、大学、専門学校、５年一貫看護学校とあると思いますが、５年一貫看護学校はマイナーコースです。
大学と専門学校は高校卒業後に行くところです。
ちなみに、私は母に５年一貫の看護学校に行きたい！と言った時、「えぇ、普通科の高校じゃなくていいの？」と言っていました。
やっぱり看護師じゃないなと思った時に、ほかの道に進むのが難しいと思っていたようです。
もちろん母の言っていることは正しいです！もし、私の娘たちが５年一貫看護学校に行きたい！と言ってきたら、私の母と同じ反応をすると思います(笑)
５年一貫の看護学校を紹介しました！
どなたかの参考になれば嬉しいです！
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